葛飾北斎から学ぶ「デザインのインプットとアウトプット」

おはようございます

NOVディレクターの木村です

先日お客様からオススメをされた

「葛飾北斎とジャポニスム展」

を見に上野の西洋美術館まで行ってまいりました(^｡^)

1月で終了してしまったのですが、なんとか時間を作り行きました！！

行って本当に良かったと感じる展示でした(^｡^)

浮世絵師　葛飾北斎は、

富嶽三十六景

や

北斎漫画などシリーズものを通して

風景、人物、植物、動物などなどありとあらゆる題材を

全て浮世絵で表現されたようです。

鎖国中だった江戸からほんのわずかですが、その北斎の絵がヨーロッパまで渡っていったところ

当時活躍されていたモネやマネの印象派画家やアール・ヌーヴォーのロートレック、ラリックなどなど

みんな北斎のシンプルながらも

的確な人物描写、動植物描写、大胆な絵の構成、色使い、

シリーズものを書くという概念、

などなど全てが衝撃的に感じられたようで、その後の作品への影響がとてもあったそうです。

そんな影響力を持つ北斎ですが、ただ絵を描いているだけではなく、

医学的に人の身体の構造を学んだり、図鑑などで植物の生態系を調べ上げたり、

最終的に絵を描くという行為の前のインプットがとても多い人だと感じました。

そんな北斎の絵を見てヨーロッパの画家達もインプットして自分の作品を発表して…と(^_^;)

何事もデザインを作る為にインプットをするということと、それを続けるということがいいデザインを作る上で大事なのかなと感じました。

日本人の1人の絵師がこれだけ世界の画家達に影響を与えていたんだと思うと嬉しくなるような展覧会でした(^｡^)

今年は、インプットいっぱいしてお客様にいいデザインを作れるように精進します(^｡^)

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