今の時期、そしてこれからの時期、花粉症に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
花粉症の方の多くがくしゃみや目のかゆみに悩まされていると思いますが、
人によっては、肌のかゆみや赤み、熱っぽさ、乾燥などの肌の症状が強くあらわれることもあります。これを『花粉皮膚炎』といいます。
鼻水や目のかゆみといった症状がなくても、この時期に肌荒れで悩んでいる方は花粉が原因かもしれません。
花粉皮膚炎を予防するには「花粉から肌を守ること」「肌のバリア機能を保つこと」の2つが大切です。
花粉から肌を守るには・・・
花粉と肌との接触をできるだけ減らすことが大切です。
外出するときは花粉の付着を防ぐために、帽子やマスク、メガネなどを活用することがおすすめです。
帰宅したら、衣類や髪についた花粉をよく払い落としてから室内に入るようにし、すぐにシャワーを浴びて洗い流すことも有効です。
肌のバリア機能を保つには・・・
角層のうるおいバリア機能を保つスキンケアが大切です。
せっけんや洗顔料をたっぷり泡立ててやさしく洗い、花粉など肌に付着した汚れをきちんと落としてから、すみやかに化粧水や乳液で保湿しましょう。
タオルで拭くときにゴシゴシしないことも重要です。
もちろん、花粉症をきちんと治療することも、花粉による肌荒れを防ぐことにつながるので、花粉症の症状がある方は病院で薬を処方してもらうことも重要です。
花粉症の方には辛い季節ではありますが、工夫をしながら頑張って乗り越えていきましょう。
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